国際ロボット展 2022 の展示内容についてのご紹介
3 月 9 日から 12 日までの 4 日間、東京ビックサイトで開催された国際ロボット展 2022 に出展いたしました。
以下に、展示品の一部をご紹介いたします。
【 ブースの様子】
クールマッスル3+
クールマッスル 3+(CM3+)は、モータ内にマイコンを搭載しているため、従来コントローラで行っていた処理をモータ側で処理することが可能となりコントローラ側(PLC・PC・マイコン等)の処理を大幅に削減することができます。処理内容によってはコントロラーレスが実現でき、装置全体の開発工数を大幅に削減することが可能です。
ロボットハンド(I/Oによる制御)
ロボットハンドの指の向きと掴む、放す動作を、CM3+を2軸使用して制御しました。CM3+にプログラムを記憶させ、I/O信号による分岐動作をさせることで、複数の動作を入力信号から起動させることができます。シンプルな位置決めだけではなく、押付動作や、一連の動作パターンを入力信号から起動することができます。自律分散型制御による装置のスリム化が可能です。
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5軸ピックアンドプレースロボット
CM3+をX、Y、Z、θ、チャックの5軸使用して、ピックアンドプレースロボットを構築しました。プログラムはCM3+の内部に保存されており、タッチパネルから動作のトリガをかけ、CM3+から受信した試験管をピックアップした本数などを表示します。動作に関する全ての処理をCM3+が行っているため、タッチパネル側の開発工数を大幅に削減することが可能です。また、PLCを用いないため、配電盤レスの装置を実現しました。
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CM3+ のPC制御
試作機や社内治具の開発用途などにCM3+は最適です。PCから直接制御することができ、パラメータ設定や動作設定なども容易です。プログラム経験のないメカ設計者の方向けのプログラム作成支援ツールの展示も行いました。(開発中)
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