CM3 特長

 

ローコストイノベーションへの挑戦
一体型ACサーボシステム

クールマッスル3はモータ制御に必要なドライバやエンコーダなどの機器が搭載された一体型サーボシステムです。複雑な機能をそぎ落とし、必要最低限に絞ることでよりシンプルに安価にご使用いただけます。

一体型ACサーボシステム
 

ステッピングモータを使い
サーボ相当の性能を実現

クールマッスル3はステッピングモータ特有の脱調・発熱・高加減速・騒音などの弱点をマッスル独自の制御技術により解消し、サーボモータに劣らない性能を実現しました。
シンプルな構成で安価に高精度なモーションコントロールが可能になりました。

モーションデータを登録し実行
 

省スペース・省配線に貢献

モータにエンコーダ・ドライバ・コントローラを内蔵。配線も不要で総体積を大幅に削減できます。
特に制御盤スペースの確保が困難なデスクトップ型装置・移動体装置・小型製品にお薦めします。

省スペース・省配線に貢献
 

3つの制御タイプ

ダイレクトタイプ(通信制御タイプ)

RS232Cのシリアル通信でコマンドを送受信し、直接モータを動作させることができます。
位置や速度、加速度などのシンプルな設定で任意の位置へ位置決めが可能です。
最大32点のモーションデータを記憶、実行できます。

ダイレクトタイプ(通信制御タイプ)
モーションデータを登録し実行

I/Oタイプ

最大8点のモーションデータを記憶させることができ、それらを入力信号から選択、実行できます。
PLCのI/Oポートから信号を出力しCM3のモーションデータに登録されている動作を実行します。

I/Oタイプ

パルスタイプ

PLCからパルス信号を出力し、CM3を制御します。
ABZ出力があり既存のシステムにそのまま置き換えることが可能です。

パルスタイプ
 

サーボモータを上回るトルク性能

サーボモータを連続で動作させる場合、定格トルク(最大トルクに対して約30%のトルク)を使用します。
クールマッスル3は連続動作時も最大トルクを使用することが可能なため、低速域の回転速度でモータを使用する場合、
小型のモータサイズで大トルクを出力することが可能です。

サーボモータを上回るトルク性能
押し付けトルク~0.32Nm
押し付けトルク~1.05Nm

ステッピング特性比較

  • 低速トルク
  • 最高速度
  • 速度安定性
  • 応答性
  • 音の大きさ
  • 電流値
  • 温度

低速域では脱調のリスクなく高トルクの出力が可能

■導入例(イメージ)

モータサイズダウン・ワーク重量UP時のご活用

限られたスペースでパワフルかつ精密な動作が必要な製品に適しています。

サーボモータと同等の高速制御が可能

■導入例(イメージ)

素早く動いてピタッと止まる

検査対象まで即座に移動し、正確な位置決めが必要な製品に適しています。

定速回転数時の速度ムラが小さい

■導入例(イメージ)

測定精度の向上

指令した回転速度に対して一定速度で正確に回転する必要のある装置に適しています。

得意の高加減速制御により反復動作時間を大幅に短縮可能

■導入例(イメージ)

スループットの向上

少量位置決めが頻繁に発生するスループットの向上が必要な製品に適しています。

ベクトル制御によるなめらかな駆動により静か

■導入例(イメージ)

静音化・低振動

静音を求める機器や振動を嫌う画像検査機器などに適しています。

負荷状況に応じて電流を制御するので、必要最小限の電流消費に抑えることが可能

■導入例(イメージ)

省エネ

バッテリー駆動で省エネが求められるAGV(無人搬送車)等に適しています。

温度上昇が低いため長時間の連続動作が可能

■導入例(イメージ)

連続運転

デューティ比50%を超える高速連続運転の製品に適しています。